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あの超イケメン・ドラマスターの脚本家デビュー作は、ヒタヒタ戦慄系ミステリー!

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人気ドラマの主役を張ったスターに、ご褒美的に番組の演出をさせたり、プロデュースさせたりすることはよくありがち。だけど、正真正銘、実力オンリーでハリウッドメジャー映画の脚本&プロデュースの座を勝ち取った凄いヤツが、あのウェントワース・ミラーなのです。ご存じ『プリズン・ブレイク』主演のお洒落ボーズくん。 murakami14my.jpg 「プリズン・ブレイク」ウェントワース・ミラー GL / PR Photos その作品が『オールド・ボーイ』でカンヌを制した韓国のパク・チャヌク監督のハリウッドデビュー作『イノセント・ガーデン』。主演はミア・ワシコウスカとニコール・キッドマンが親子役で競演。 ヒロインの18歳の誕生日に大好きだった父親が事故死。反抗的な彼女の扱いに困っている母親の元に、長年音信不通だった父の弟だという男がやってくるが、その日を境に周囲では奇妙な事件が次々起きる……。 murakami15my.jpg 「イノセント・ガーデン」ミア・ワシコウスカ(左)、ニコール・キッドマン Andrew Evans / PR Photos ひたひたと不安感、緊張感がずーっと続くストーリー。少ない台詞をカバーする象徴的なシーンの数々・・・。これが初脚本とは思えない完成度の高さ!あのルックスに演技力に脚本力とは、神に与えられすぎ~!とジェラスするほど。 でも、ウェントワースくんは、なんと8年もかけて執筆! この作品は、ハリウッド業界人が選ぶ製作前の優秀脚本「ザ・ブラックリスト」2010年版の5位にも選ばれたのです。この時点で、彼は自分の名前を明かしておらず、脚本のクオリティーだけで高い評価を受けたそう。FOXの某氏によると、蓋をあけてみたらウェントワースで関係者はビックリ~!だったとか。 『プリズン・ブレイク』で取材した当時から、脚本を書きたいと言っていた彼。来日時も取材以外は部屋にこもって書いていて、スタッフと食事を共にすることがなかったと聞いていたのですが、その努力が大きく実ったというわけ。さすが名門プリンストン大で英文学を専攻した秀才。 その文才を脚本執筆で発揮して、すでに次回作も決定。作家リチャード・パーカーのサイコスリラー作『スケア・ミー(原題) / Scare Me』の脚本を担当するそう。 現在40歳になったウェントワースくん、今後は脚本家としても大成しそうな予感。彼の脚本、主演でオスカー受賞も期待できるかもしれません! 『イノセント・ガーデン』は、5月31日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ、シネマカリテほか全国にて公開。

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